こんにちはkyokotobaです
暑かった夏でしたね
2024年10月に入りようやく朝晩は涼しくなってきました
気候もいいので、昨年に続いて大阪の四天王寺境内で行われた古本市に行ってきました
「四天王寺 秋の大古本市」といいます
四天王寺は大阪の阿倍野にあります
大阪の北とか南はよく出かけるんですが、阿倍野はなぜか機会がありません
それに、日本一高いあべのハルカスにも行ってみたいと思っていたので古本市初日に出かけてみました
秋のお出かけに「四天王寺 秋の大古本市」は運動不足の本が好きなシニアにおすすめです
お断り:記事・写真は2023年の古本市の紹介記事をそのまま使用しています。2024年の写真はところどころ追加していますのでご容赦ください

アクセス

車より公共交通機関の方が便利です

①最短コースです
大阪メトロ(Osaka Metro)谷町線の「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」徒歩5分
②天王寺のターミナルからのコースです
どれも徒歩15分くらいでしょうか
JR環状線 天王寺駅
大阪メトロ(Osaka Metro)御堂筋線 天王寺駅
大阪メトロ(Osaka Metro)谷町線 天王寺駅
近鉄・南大阪線 大阪阿部野橋駅
どの電車からもJR天王寺駅北口に来ると分かりやすいと思います
JR天王寺北口からの順路を紹介しますね

北口を出たら道路に沿って右(東)に歩きます
3分ほど歩くと道路の向かいにバスの操車場があります

通り過ぎたすぐの路地を北に進みます
目印は操車場と日本年金機構天王寺年金事務所に挟まれた路地になります
道案内くらい出せばいいのにね!
これで良いのかなと不安になるくらいで南大門が正面に見えてきます

境内で開かれていました

古本市に行ってみた
大古本市は正式には「第24回 四天王寺 秋の大古本市」という名称です
日時 令和6年10月11日(金)~16日(水)
時間 午前10時~午後5時 最終日は午後4時まで
主催者 関西古書研究会
春にも「四天王寺 春の大古本市」が開かれていて年に2回開催されているようです

境内の西半分ほどの広さを使っているので広々としてゆっくり見て回れます
ところどころに無料休憩所もあります

古本ばかりではなくレコードや漫画も出展されてました


西大門とあべのハルカス

大古本市は四天王寺の境内で開催されているので四天王寺も参拝しました
教科書に出てくる有名な寺院なので皆さん名前くらいはご存じですよね
四天王寺に参拝してみた
四天王寺は、推古天皇元年(593)に聖徳太子により建立されました
日本仏法最初の官寺です

石の鳥居には「大日本佛法最初四天王寺」という石碑があります

石の鳥居をくぐると西門です

中心伽藍への入場は有料です
大人300円です

五重塔と金堂
素晴らしい形式美ですね

五重塔・金堂・講堂の周りを回廊で囲まれています


四天王寺は天災や戦争で幾度も建物は消失しましたが、その都度再建を重ねて現代に至ります
そして変わらないのはその伽藍配置です
「四天王寺式伽藍配置」といわれ、南から北へ向かって中門、五重塔、金堂、講堂を一直線に並べ、それを回廊が囲む形式で、日本では最も古い建築様式の一つです
昔学校で習いましたね
中国のお寺の影響を受けているそうです
豆知識
四天王寺が建てられている場所は大阪の上町台地(うえまちだいち)の西の端に位置します
大昔は上町台地は海に突き出た半島だったようです
つまり現在の大阪の街のほとんどは海の底だったのです
なぜこの場所に建てられたのかというと、海外の使節団が船で大阪湾に入り港に着くときに、丘の上に立つ朱に塗られた四天王寺の姿を見せて日本はこんなお寺も作れるすごい国なんだと国威発揚の建物の一面もあったようです

あべの界隈
あべのハルカスにも行ってきました
あべのハルカスは現在は日本で一番高い超高層ビルです

近畿日本鉄道大阪阿部野橋駅、近鉄百貨店、大阪マリオット都ホテル、オフィスなどが入っています
近鉄百貨店をブラブラしましたがめちゃくちゃ広いですね
1回訪れただけではどこに何があるか分からないです
次回はハルカス300展望台にぜひ行ってみたいですね

懐かしい路面電車。これは阪堺電気軌道の電車です
正に天王寺駅前駅に入ろうとしています

交差点を回り廊下がぐるりと囲っています
通天閣や天王寺動物園も見えました

まとめ
初めての街の阿倍野と初めてのお寺の四天王寺に行くことができました
古本市は建屋のなかの開催もありますが、有名な神社仏閣で開催されることが多いので両方楽しめますね。残念ですがお目当ての古本は無かったのですが古本市と四天王寺を堪能しました。
秋の気候も良い一日を寺院めぐりと古本探しを楽しみたいシニアにおすすめです
当記事へのご質問がある方は「お問い合わせ」よりご連絡をお願いします