シニアが行きたい国宝「彦根城」桜の季節に行ってみたい名城です「ひこにゃん」にも会いたい

楽しむ

みなさんこんにちはkyokotobaです

今日は桜の名所としても知られる国宝「彦根城」を紹介します

滋賀県JR彦根駅から徒歩で行けるほど近いので訪問しやすいお城として人気です

でも今まで訪れたことがなかったので行きたいなと思っていたのですが桜の時期に機会を作って行ってみました

また彦根城と言えば「ゆるキャラ」として有名な「ひこにゃん」ですね

もちろん「ひこにゃん」にも会ってきましたよ

歴史ある彦根城ときれいな桜、そしてかわいい「ひこにゃん」を満喫しました

お城好きなシニアにおすすめです

天守最上階から見る西の丸の桜と琵琶湖。この景色が彦根城の見どころです

シニアに注意!

天守までの城内は石段を登ります。結構きついのでがまだ序の口です
天守内が大変なんです

天守内の見学は75度位の急階段を登るので足腰に不安な方、シニアは無理をしない方が良いと感じました

kyokotobaもやっとの状態で上り下りできたのですが大分苦労しました

彦根城の歴史

彦根城は徳川四天王のひとりである井伊直政の子、直継によって築かれた城で慶長9年(1604)に工事が始まり、約20年かけて完成しました

その後譜代大名である井伊氏14代の居城として用いられてきました

井伊直正の他に有名なのは幕末に起きた「桜田門外の変」で暗殺された大老、井伊直弼ですね。かれも藩主となるまでをこの城下で過ごしていたそうです

正確には国宝「彦根城天守 附櫓及び多聞櫓」という名称です

城郭全体が国宝ではなく天守と付随する櫓(やぐら)が国宝に指定されているのです

でも他にも多くの櫓や門が現存していて、それらは重要文化財として登録されています

そして彦根城は、城全体の保存状態が最も良く、江戸時代の 政治体制をあらわす「代表例」として評価されているので日本の世界遺産暫定一覧表にも記載され、世界遺産登録を目指しています

日本のお城豆知識

現在日本には多くの天守があるお城がありますが、中にはコンクリートで復元されたお城とか、史実では天守がなかったのに町興しのために勝手に想像して天守を作ってしまったお城もふくまれているのです

そんな中で近世の城で天守が残っているのは、弘前、松本、犬山、丸岡、彦根、姫路、備中松山、松江、丸亀、松山、宇和島、高知の12城だけしかありません

このうちは国宝なのは彦根、松本、犬山、姫路、松江の5城の天守のみです

今回紹介する彦根城は、天守は3階3重の屋根で構成されていて昭和27年(1952年)に国宝に指定されています

アクセス

・電車の場合

JR彦根駅から徒歩15分くらいです

駅前お城通りをまっすぐです

駅から見えているので間違うことはありません

・車の場合

付近に駐車場は多くありますが桜まつりの期間中は制限されるのでなるべく離れた駐車場に留めることをお勧めします

お勧め駐車場は滋賀護国神社の東側にある「彦根城口駐車場」という大きな駐車場です

平日最大600円、土日祝最大1000円です

彦根城に行って来た

国宝「彦根城」公式サイトより拝借

桜もそろそろ終わりの時期に行ってきました
今回は佐和口から表門橋、天秤櫓、天守、西の丸、大手門跡を通るルートで見学しました

JR京都から新快速で約46分でJR彦根に到着

彦根駅から彦根城が見えています。道を間違えようがないですね

井伊直政公銅像がお出迎え

駅前からまっすぐ続く駅前お城通りを歩きます

飲食店も並んでいました
市役所の前を通ってもうすぐです

通りを進んで目の前の建物は護国神社です、彦根城入り口と間違わないようにしましょう

せっかく来たので参拝してみました

さあ、彦根城に行きましょう。いろは松の道を佐和口に進みます
左の堀は中堀です

いろは松
表門橋に向かう中濠の沿道の松並木で47本あったのでこの名が付けられました
現在34本(補植12本)残っているそうです

左に見えるのが二の丸佐和口多聞櫓、右が開国記念館です
本来は一体となって佐和口多聞櫓と呼ばれていました

開国記念館

佐和口多聞櫓を抜けると内堀に出ます

内堀を左に曲がると馬屋があります
馬屋は藩主などの馬がつながれていたところです。城内に残る馬屋は全国でも彦根城にしかないらしいです
馬のレプリカがお迎えします

二の丸跡は駐車場になっていました
さくらまつり期間中は使用禁止になっていました

内堀の周りは桜がきれいでした。密集した豪華さはないのですが風景に溶け込んで雰囲気が良いです
表御門跡への橋を渡ります

橋のたもとに今日の「ひこにゃん」の登場スケジュールがありました
確認した方が良いです

表御門跡を入ると表門券売所があります
横には彦根城博物館があるのですが時間がなかったので残念ながら見学はできませんでした

さあ入場です
石の階段を上り大堀切と呼ばれる天秤櫓下に向かいます

大堀切は表門山道と大手門山道が合流する場所です
映画かテレビの時代劇で出てきたような見覚えがある風景です

鐘の丸跡に向かって階段を上ります
右が鐘の丸跡です

鐘の丸跡は桜の木がいっぱいです。お花見もできそうです

天秤櫓への橋を渡ります
敵が攻めてきたときは橋を落として、石垣を登らせることで侵入を防ぐようにしました

天秤櫓
櫓が左右対称で天秤のようなことから名前の由来だそうです

誰もいない一瞬でよい写真が撮れました

天秤櫓を出ると太鼓丸跡があります

さらに階段を上ると太鼓門及び続櫓があります

天守がある本丸表口をかためる櫓門で、城内合図の太鼓を置いたところから名付けられたと言われています

その途中に時報鐘がありました

城全体に響くようにと『鐘の丸』より移されたもので、今も定時に鐘がつかれ「日本の音風景百選」に選ばれています

さあ本丸に着きました

本丸跡にも桜が多く植えられています
桜の木に映える天守は美しいです

ただ近づくと思っていたほど大きくないと言うのが正直な感想です
姫路城とか大阪城をイメージすると裏切られます
天守は大津城から移築されたといわれています。戦国を生き抜いた実用のお城なんですね

では天守の中に入りましょう

靴を脱いで頂いた袋に入れて手でもって入ります

先に説明しましたが階段がめちゃめちゃ急階段です。足が悪い方は天守に登るのは避けた方が良いと思います
動けなくなり引き返せなくなる可能性もあるので

天守の中は耐震対策工事でしょうか業者の方が作業をしていました

最上階から西の丸方面から琵琶湖を見ると満開の桜と琵琶湖と比良山系の山並みが見え最高に美しい景色でした
彦根城が桜の名所と言われる所以です

天守最上階

天守内は基本的に展示物は無いのですが、井伊直弼公の像がありました

また降りるのが大変です。転げ落ちそうになりながら外に出ました
そこでなんと「ひこにゃん」に遭遇しました

今まで「ひこにゃん」のことを忘れていたのでラッキーでした

やはりとてもかわいいですね

「ひこにゃん」については後で詳しく説明します

西の丸跡に向かいます

西の丸跡は特に桜がきれいな場所です。すでに散りかけの桜もありましたがお花見をしている方も見受けられました

西の丸跡の西には三重櫓及び続櫓があります

三重櫓及び続櫓にも入館しました

西の丸からは琵琶湖が一望です

帰りは大堀切より大手門のほうに出ることにしました

長い道を下りると大手門券売所がありました。ここからも入れるのですね

大手御門跡から内堀にかかる橋を渡ります

内堀に沿って桜がきれいでした
散った桜の花びらが水に浮かんでいるのも良いものです

内堀沿いを歩いて表御門跡の橋に出てきました

今回残念なことは彦根城博物館と名勝玄宮園に行けなかったことです
別の季節に再び彦根城を訪れて今度は見学したいと思いました

「ひこにゃん」

彦根城と言えば「ひこにゃん」でしょう

ゆるキャラブームの火付け役として知られているのでご存じ方は多いと思います

「ひこにゃん」は2007年(平成19年)に築城400年を迎えた彦根城の記念イベント「国宝・彦根城築城400年祭」マスコットとして登場したキャラクターです

招き猫と兜を合体させて生まれたキャラクターと言われています

なんとも愛くるしい姿はゆるキャラの中でもkyokotobaは一番好きですね

「ひこにゃん」は彦根城周辺に毎日登場しますよ

登場場所・スケジュール

[良い天気]の場合

 13:30~14:00 彦根城天守前
 15:00~15:30 彦根城博物館(冠木門) 

当日のスケジュールは入城券の券売所に張り出されるので確認してください

豆知識

「ひこにゃん」の誕生日は、平成18年(2006年)4月13日で、彦根市の特別住民票が交付されているそうです

まとめ

彦根城はさすが国宝だけあって見どころがたくさんありました
所要時間は約3時間ほどでしが時間が足りなかったです

またもっと早く来たらよかったと反省しています
そして戦国末期のお城として良くその姿を残してくれたと感謝です

桜の名所でもある彦根城を桜の時期に訪問しようと思うと混んでいるからと二の足を踏む方がいるかもしれませんが平日はそれほど混んでいません
来年は桜と「ひこにゃん」を見に行きましょう

城好きで国宝「彦根城」に行ったことがない元気なシニアにおすすめです

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