こんにちはkyokotobaです
今日は北海道に旅行したら必ず訪れたい「ニッカウヰスキー余市蒸溜所」を紹介します
札幌から1時間ほどで行ける人気のお出かけスポットで、ウイスキーに興味があるシニアには特におすすめです

「ニッカウヰスキー余市蒸溜所」とは
NHKで放送された連続テレビ小説「マッサン」を覚えていますか。そのモデルが「日本のウイスキーの父」と呼ばれる竹鶴政孝とリタ夫妻です。竹鶴政孝が創業したのがニッカウヰスキーであり、初の蒸溜所が余市町にある「ニッカウヰスキー余市蒸溜所」なのです。 蒸溜所内の複数の施設が重要文化財に選定されていながら施設はまだ現役で稼働しています。工場は無料で見学することができ公式サイトより申し込みができます

ニッカウヰスキー余市蒸溜所公式サイトはこちら
「ニッカウヰスキー余市蒸溜所」見学のおすすめ理由
- 札幌から余市だけでなく小樽も併せて日帰り観光できる
午前余市観光、午後小樽観光と1日を効率的に回れます
- 竹鶴政孝とリタ夫妻のウイスキーつくりにかけた情熱を知ることができる
ガイドさんのお話しやミュージアムで理解が深まります
- 蒸溜所は現役の工場でウイスキー作りの工程を知ることができる
こうやってウイスキーができるのかと勉強になります
- 蒸溜所内の複数の施設が重要文化財に選定されているなど歴史を感じることができる
工場はきれいに整備されなおかつ90年経っても現役の工場なのが驚きです
- ガイド付き見学ツアーは無料でウイスキーの試飲も付いている
車の方は残念ですがこれが楽しみなのです

「ニッカウヰスキー余市蒸溜所」見学ツアー申込方法
無料のガイドツアー参加には余市蒸溜所公式サイトより申し込みが必要です
現在は4週間前より申し込みができます
所要時間は約70分のツアーで9:00~15:00まで30分ごとに開催されています。旅の計画に合わせて都合の良い時間帯を予約しましょう
kyokotobaは札幌から日帰りで余市と小樽の両方を観光したいと思ったので朝一番の9:00を予約しました。日ごとで人気の時間帯が違うようです。あまり直前に予約しようとすると空きが無いこともあるので日程と相談しながら早めに予約することをおすすめします
また、車の方は自由がききますが電車やバス利用する方は時刻を考えて予約しましょう

JR余市駅構内にもガイドツアーは完全予約制の注意看板があります
札幌からのアクセス
朝一番のコース9:00を予約したので札幌駅7:14の小樽行きに乗車、8:01小樽駅到着、8:06俱知安行き電車に乗り換え余市駅に8:30到着しました。
札幌駅より高速バスも考えたのですが直通で行ける良いバスはありませんでした。
小樽で乗り換えたのは1両のワンマンカーでした。札幌駅はICカードで入場したのですが小樽以降はICカードが使えませんとアナウンスされて少し心配になりましたが余市駅では窓口で清算してくれました。ひと安心
帰りはバスで小樽まで移動しました。JRは余市・小樽間の便数が少ないのです。バスの停留所は余市駅前十字街④です。バスはICカードが使えます。KyokotobaはICOCAカードでしたが利用できました。関西の方も安心ですね。


「ニッカウヰスキー余市蒸溜所」見学ツアー体験報告
- 受付集合
ニッカウヰスキー余市蒸溜所はJR余市駅から目の前と言っていい距離にあります
通りの向こうに見えてるので間違いようがありません。


受付開始は予約時間の15分前です
受付を済ませるとビジターセンターでスタートまで待機です

重厚な石造りの正門の奥には、歴史を感じさせる蒸溜所の風景が広がっているのでワクワクしてきます。
ガイドの方の挨拶がありニッカウヰスキー余市蒸溜所の動画を見ることがスタートです。
- 見学ツアー
・乾燥塔
ここはピート(草炭)で発芽した大麦をいぶしながら乾燥させ、ウイスキーのもととなる大麦麦芽(モルト)を作る場所。ウイスキー特有のスモーキーな香りはこの工程でつけられます


・粉砕・糖化棟(右)と、糖化液を醗酵させてもろみをつくる醗酵棟(左)


・蒸溜棟
もろみを加熱してアルコール分を抽出するのが蒸溜棟でツアーの一番の見所です
余市蒸溜所の一番の特徴は、世界でも唯一という「石炭直火焚き蒸溜」とのことです


タイミングが良く炉に石炭をくべる様子を見ることができました。

作業員の方は作業の邪魔にならない範囲で質問などにも気軽に答えてくれます。

・貯蔵庫
一号貯蔵庫では、原酒を熟成させている樽が見学できます。湿度を保つため床は土のままで、また夏でも冷気が保てるよう外壁は石造り。見学する樽には原酒は入っていませんが、その奥の樽は本物で原酒を貯蔵しています


・その他旧事務所・旧竹鶴邸など

その他蒸溜所見学のコースには昭和9年(1934)に建てられた旧事務所旧竹鶴邸や、ウイスキーのブレンドを研究していたリタハウス(旧研究室)などがあります
旧竹鶴邸・・見学もできます

旧事務所

旧研究室(リタハウス)

・ウイスキー試飲
これが本日のメインイベントかもしれません
テイスティングホールの2階でウイスキー試飲会です。シングルモルト余市などを無料でいただけます
ガイドさんより試飲の方法の説明があり、ツアーはここで解散となりました



・ディスティラリーショップでおみやげ購入
試飲が終われば各自解散ですが、ほとんどの方はディスティラリーショップで余市蒸溜所限定のウイスキーやグッズ、ウイスキーを使ったお菓子などを見て回ります
ツアー参加者は元来た道を引き返すために工場への立ち入りは自由です
工場施設の立ち入りはできませんが施設をのんびり見て回れます



ウイスキー博物館もあります


整備された工場はとてもきれいです


まとめ
ビール工場の見学は何回か行ったことはあるのですがウイスキー工場の見学は初めてでした。蒸溜所の90年の歴史を感じました。また竹鶴政孝とリタ夫妻のウイスキー作りにかけた情熱も伝わってきました。無料でこのツアーが楽しめるのが素晴らしいです。北海道旅行の定番として一度は訪れるべき場所と思います
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