シニアが行きたい京都苔寺(世界遺産 西芳寺)苔(こけ)に覆われた庭園は日本の美そのものです

楽しむ

こんにちはkyokotobaです

今回は京都の代表的な名園である西芳寺に行ってきました

苔寺と言った方がご存じの方が多いかもしれません

西芳寺は苔が一面に広がる美しい庭園で有名なお寺です

広い庭が苔に覆われた風景は圧巻です

ただしいつでも参拝できるお寺ではありません

1977年から事前申込制を導入していて少人数参拝を敷いています

それまでは多数の参拝客が押し寄せたことで庭が荒れたり騒がしさによりさまざまな問題が生じたために申込み制に至ったとの事です

そのために現在はオーバーツーリズムの影響が避けられ参拝者は落ち着いて参拝することが出来るのです

実際のところ当日の参拝者は95%が海外の旅行者でした

しかし事前申込制のおかげで少人数に制限しているので境内の中は静寂な雰囲気に包まれていました

紅葉も始まっていて黄金池の水面や緑の苔とのコントラストも美しい景色を楽しむことが出来ました

正に日本人が美しいと思う景色そのものを西芳寺では見ることができます

事前申込制なのが煩わしいと思われるかもしれませんが悠然と時が流れる境内と足元から広がる緑の苔の庭をゆっくり見学できるチャンスと思えば苦にならないと思います

苔と池が織りなす日本庭園の最高峰をゆっくり満喫したいシニアにおすすめです

西芳寺とは

731年、行基が法相宗の寺として開山したのを起源に、鎌倉時代初期に法然上人が浄土宗に改宗、さらに1339年に夢窓国師が臨済宗の禅寺として再興したお寺です

1994年に世界文化遺産に登録されています

現在は苔に覆いつくされている庭は当初は白砂青松の日本初となる枯山水の庭園でした

応仁の乱や西芳寺川の度重なる氾濫・洪水によって苔が自生し江戸末期には現在のように苔むした姿になったそうです

通称「苔寺」として知られるようになり庭一面を覆う苔が木々と池のグラデーションを醸し出しています

1977年から事前申込制を導入していて少人数参拝を敷いています

「心静かに自分自身と向き合う時間をとる」をコンセプトとしているので写経体験や美しい苔庭散策を通して「禅の心」を味わう時間を体験することが出来ます

見どころ

見どころ

・緑鮮やかな美しい苔

・季節によって変わる庭の風景

・静寂な雰囲気

・禅の心を感じる写経体験

・落ち着いて自分のペースで参拝できる

やはり庭全面を覆う見事な苔が苔寺と言われる見どころです

とくに訪れた11月初旬は境内一面に広がる苔と少し早かったですが紅葉のコントラストに感動しました

初めての写経体験も特別感があって禅寺の雰囲気を体で感じることが出来ました

アクセス

バスや電車、自家用車で行くことはできますがkyokotobaは電車で行くことをおすすめします

バスは本数が少ないことと混雑の可能性と到着までの時間が読めないからです

また車で行く場合は道路が狭いですし駐車場も台数が限られています

電車で行くと阪急電車上桂駅で降りて、それから歩いて西芳寺まで行くのが到着時間を確実に読めて良いと思います

何といっても西芳寺まで約20分の歩きはシニアには良い運動になると思いますよ

阪急電車上桂駅から苔寺へ

阪急上桂駅は桂駅から嵐山線の一つ目の駅です

小さな駅でロータリーもありません

西芳寺までは約20分の距離です

山田口交差点を右折します

スギ薬局が目印です

道なりに進み陸橋前を左に進みます

鈴虫寺の看板が目印です

住宅街を歩きます

松尾の交差点を直進します

道路幅は狭いので車に注意しながら歩く必要があります

左手に松尾小学校があります

鈴虫寺の駐車場があります

バスの終点のロータリーです

西芳寺の総門が現れます

総門は1977年に事前申込制を開始して以来40年以上閉鎖されています

現在はこちらからは入ることは出来ません

西芳寺川に沿って少し歩くと参拝者入り口の衆妙門(しゅうみょうもん)が見えてきました

入館から本堂まで

衆妙門(しゅうみょうもん)前で参拝指定時間まで待機します

周りを見るとほとんど海外の方ばかりでした

指定時間の10時前になると順番に案内されます

返信ハガキやオンライン申請の方はコピーなどを受付の方の見せます

一組ずつ入館指示があります

門の裏には受付がありここで正式に予約表を見せて入館料を払います

案内書と筆ペンを頂きました

受付の方から本堂の中では写真はNGで写経が終わったら自由に庭園を回れることの説明を受けました

本堂まではすぐです

本堂(西来堂)

西来堂の名は中興の祖である夢窓国師によるものです

西芳寺の拝観は写経や読経を通じて心を整える時間から始まるのです

靴を脱いで本堂に入ります

最初に記念品売り場と奥にトイレがあります

本堂への渡り廊下

本堂は大きく広間と廊下を使って写経を行っていました

足が悪い方には机もあるので安心です

海外の方も真剣に写経をされていましたよ

本堂の中は写真はNGなので写経の様子は撮れませんでした

写経

本堂に入ると写経の案内書と写経用紙を渡してくれます

以前は「般若心経」を写経していましたが難しいのと時間がかかるので、漢字を使わない国の人々でも書きやすい短さの「延命十句観音経」になっています

人によってまちまちですが時間は15分ほどで書けるでしょう

お手本をなぞって書くだけでよかったので、全然心配は要りません

完成した写経は本堂に供えても良いですし持ち帰ってもよいです

kyokotobaが書いた写経です

記念として持って帰りました

海外の旅行者の方々も真剣に写経に取り組んでいました

急ぐ必要はありません、自分のペースで写経すればいいのです

生まれて初めて写経をしましたが真剣に書くことで心が落ち着いたような気がしました

とても良い経験が出来ました

筆ペンの返却箱もありましたが記念にいただいて帰りました

苔の庭園

本堂にて写経そして参拝した後に庭園を拝観します

苔寺として有名な通称の由来の苔の庭がどんなものか期待が膨らみます

本堂から庭園入り口に進みます

自由な散策なので係りの人は誰もいません

庭園への入り口の前から見事な一面の苔がお出迎えしています

中門に続く参道は今は通ることは出来ませんが風情がある雰囲気です

入り口を入ると最初の建物が観音堂です

・観音堂

昭和の時代に西来堂が再建されるまでは本堂の役目を果たしていました

観音堂と紅葉しかけた木々が美しいです

・池泉回遊式庭園

池泉回遊式の黄金池庭園が広がっています

ここから西芳寺庭園が始まります

黄金池に沿って小道が続いていて茶室が点在しています

対岸の樹影や中島の配置が絶妙で歩いていくと見える景色が変わっていきます

苔と水のコントラストが素晴らしいです

黄金池の周りを歩くのですが茶室や石碑などが点在しているので見る場所が変わると見える景色も変化して飽きないです

・鳥居

夢想国師が再興した当時の庭にあったといされた鳥居を2025年に復興しました

奥に見えている石は「影向石(ようごういし)」といい西芳寺の中でもっとも大切にされている場所です

・湘南亭

桃山時代に千少庵により建立された茶室で西芳寺境内で最も古く国の重要文化財にも指定されています

黄金池をぐるっと一周して観音堂に戻ってきました

観音堂から見える景色も素晴らしく多くの参拝者が休憩しながら景色を堪能していました

・川端康成書の碑

これは苔寺の観光ブームを牽引した大佛次郎の小説「帰郷」の一節をノーベル文学賞作家の川端康成が書したものです

帰りには最初の受付を通るのですが記念のポストカードを頂きました

所要時間は約70分でした

予約方法

西芳寺の参拝は前日までの事前申込制になっています

参拝料は4000円以上となっています

・申し込み方法

(1)オンライン申込みと (2))往復はがきによる申し込みの2通りがあります

どちらも西芳寺の公式サイトを参考にしてください

こちらからどうぞ    日々参拝 | into Saihoji

(1)オンラインの場合

公式サイトの「  日々参拝  」ページよりアカウントを作成し日時を選んで申し込みます

1つのアカウント(はがきも同様)で2人まで申し込みが可能です

参拝料は前払いとなります

(2)往復はがきの場合

受付期間は2カ月前〜1カ月前消印です

返信はがきが届いたらそれを持参し当日現金で支払います

はがきに記入必要な記載事項は下記の通りです

・参拝希望日:複数日希望を書きます

・参拝人数:2名まで

・参拝者様情報:代表者の・郵便番号・住所・氏名・当日連絡のつくメールアドレスまたは電話番号

kyokotobaはオーソドックスな往復はがきで申し込んでみました

西芳寺からの返信ハガキ(参拝証)がこちらです

以前ははがきで申し込む方が拝観料が安かったり申込期間も優遇されたりしていましたが現在はほぼ条件が同じなのでオンライン申込みが簡単で良いと思います

注意:冬季期間(2026年1月6日~2月27日)は参拝が休止となります

また同じ京都の桂には桂離宮と言う名園があります

どちらも訪れたことが無い方は両方とも事前申込制なので2か所を一日で巡ってはどうでしょうか

効率的に名園を回ることが出来るので検討してください

まとめ

庭の一面を覆いつくす苔の見事さと紅葉の木々とのコントラストは見事でした

また心を落ち着かせる写経は他では味わえない経験でした

日頃の忙しさを忘れ静寂の中で心ゆくまで癒される時間を持つことができました

4000円という拝観料も参拝した後では十分見合った金額だと納得です

事前予約制で手続きは面倒に思えるかもしれませんが京都屈指の名庭を混雑なしにゆっくり拝観できる手間と考えると苦になりません

苔と池が織りなす日本庭園の最高峰をゆっくり満喫したいシニアにおすすめです

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