こんにちはkyokotobaです
今回は奈良県橿原市にある今井町を紹介したいと思います
古い建物と街並みが大切に保存されている魅力あふれる町なのです
今井町の歴史は古く、戦国時代に稱念寺(称念寺)という一向宗本願寺派のお寺を中心にできた寺内町です
あの織田信長とも争った歴史があります
江戸時代には商業の町として奈良で一番の繁栄をしました
その時の街並みや建物そして道路が今でも多く残っていて大切に保存されているのです

町を歩くとまるで江戸時代にタイムスリップしたような気持になります
そんな今井町は映画やテレビドラマのロケ地にもなっています
それでいて民家からは生活する人の声が聞こえてきて町が今でも生きていることを実感します
kyokotobaが訪れたのは12月の午前中だったのですが観光客もまばらでのんびり歩くことができました
町内には見学可能な国の重要文化財や古民家、カフェや食事処もあるので散策するだけでも退屈することはありません

近鉄電車八木西口駅から歩いてすぐなので便利です
ブログを最後まで読んで江戸時代の町家が保存された魅力あふれる今井町を知ってください
歴史ある古い建物と古い町並みに興味があるシニアにおすすめです
今井町の歴史
戦国時代に一向宗(浄土真宗)の稱念寺(称念寺)を中心にできた寺内町です

本願寺が織田信長と戦った時には呼応して信長に抵抗しましたが1575年に降伏しました
信長より赦免の朱印状が下され、その後は商業都市として発展しました
その時の朱印状は称念寺に保管されていますが今井まちなみ交流センター花甍に複製された朱印状を見ることができます

江戸時代には「奈良の金は今井に七分」と伝えられるほど繁栄して、今井札という独自の紙幣を発行するまでになりました
現在の今井町は江戸時代の町家が大切に保存されており、全建物のうち約500軒が伝統的建造物として大切に保存されています
2017年には日本遺産に認定されました
アクセス
車は駐車場が無いのでおすすめできません
・電車の場合
近鉄電車八木西口駅から徒歩5分です
八木西口駅には特急電車以外の電車が停車するので便は良いと思います

今井町の見どころ5点
・江戸時代を体感できる街並み
・国指定の重要文化財の住宅が多く残っている
・厨子二階(つしにかい)と呼ばれる中二階
・「虫籠窓(むしこまど)」と呼ばれる中二階の窓
・当時の環濠集落をしのばせる環濠が復元されている
・江戸時代を体感できる街並み
古い建物と古い町並みが残っているので昔にタイムスリップしたみたいです

・国指定の重要文化財の住宅が多く残っている
自由に開放している住宅もあれば有料の住宅もあります
どれかの住宅を是非見学してみましょう
・音村家住宅
音村家は金物問屋を営んでいました
今は音楽教室を開いているようです

・河合家住宅
河合家は江戸時代から続く酒造の家です
現在も酒造業を営んでいます

・高木家住宅
高木家は酒造業を営んでいました
玄関に「見学可能」の札がある日は有料で見学できます

・厨子二階(つしにかい)と呼ばれる中二階
完全な二階として造っていないのは武士を見下ろすことをはばかった為と言われています

・「虫籠窓(むしこまど)」と呼ばれる中二階の窓
各家の中二階の窓はデザインが工夫された窓にしています
色々な虫籠窓を見て回るだけでも楽しいですよ






・当時の環濠集落をしのばせる環濠が復元されている
戦国時代に環濠集落として誕生した今井町の歴史を感じることができます

八木西口駅から今井町へ
近鉄八木西口駅の西出口から出発します

飛鳥川に出てJRの高架下を歩きます
今井・寺内町説明版があります

飛鳥川にかかった蘇武橋を渡ります

橋のたもとに「蘇武橋のエノキ」がそびえています

樹齢420年と言われるエノキで、橿原市の景観重要樹木の指定第一号です
江戸時代から今井町を見守り続けた大木です
ここからが江戸時代そのままの情緒と風情を残す町、今井町です

・蘇武之井(そぶのい)
蘇武橋を渡った所にある蘇武之井
聖徳太子が水を飲まれたとも、愛馬の黒駒に水を与えられた井戸とも伝えられている

蘇武之井は飛鳥川沿いの公園に二か所あります

今井まちなみ交流センター 華甍(はないらか)
町並み散策の前に立ち寄りたい場所です

以前は今井町役場として使用されていました
思わず見惚れてしまう重厚感あふれる建物は、かつては明治の教育博物館として利用されていました
現在は今井町の歴史を詳しく解説する資料館になっています

受付の方に今井町観光のパンフレットをいただき見どころを赤丸を点けて説明してくれました

町並みを再現したジオラマや町の歴史を分かりやすく展示解説した資料があります


情報を入手してから出発するのがおすすめです
華甍(はないらか)で受付の方から仏壇屋が目印の道から町に入った方が良いとのアドバイスを受けたので町を歩くことにします

見どころが多いので実際に立ち寄った所を紹介していきます
旧米谷家住宅
かつて「米忠」という屋号で金物屋を営んでいた豪商の旧家です

見学は自由なので入らせていただきました
広い土間には大きなかまどがありました

土間を抜けた庭には蔵前座敷があります

裏庭の縁側はCMのロケ地にもなったそうです

今井まちや館
18世紀初期頃に建てられた町家です

明治以降空き家になっていたところ歴史的価値を認められ当時の形に復元したものです

当時の暮らしの一端を体験できます
座敷に上がることもできます

女性のボランティアガイドがいました
ガイドさんから今西家に行くことを勧められました
今西家住宅
今井町の西の端にあるのが今西家住宅です

今西家は惣年寄の筆頭を務めていた名家です
城郭を思わせる「八つ棟造り」と呼ばれている豪壮な建物です

今西家は今井町の西口を守っていた家でもあったのです
紙半豊田記念館
今西家から直ぐ近くにあるのが紙半豊田記念館です

豊田本家が収集していた古美術品などを収蔵・展示されている資料館です
有料です
紙半の由来は豊田本家が代々「紙屋半三郎」を襲名し屋号から「紙半」で通っていたためです
夢ら咲長屋
町家を改造した観光案内所です

観光ボランティアの方がいらっしゃいました
道を挟んで向かいの称念寺の説明を受けました
今日は本堂を開放しているので是非行くようにアドバイスをいただきました

稱念寺(称念寺)
称念寺は今井町の中核となった寺院です
浄土真宗本願寺派に属し本堂は国の重要文化財です

ちょうど本堂の公開日に当たる日だったので本堂に入らせていただきました
本堂内部は写真禁止なので写真はありません
ガイドの方に称念寺の歴史を色々説明していただきました

その話では明治10年に明治天皇が投宿していた時に西南の役の勃発を知らされたそうです
宿泊されるために造られた建物です

嘉雲亭
今井町唯一の民家民宿です
元呉服屋の古民家をイノベーションしたものです

南口門跡
環濠集落の今井町の南口門を復元した建物です
今井保育所の横にあります

飲食店いろいろ
今井町にはカフェや食事処もあります
少しだけ紹介します
・はにわ饅頭
今井町の名物です
はにわの形のお饅頭です

・古伊
蕎麦とカフェを落ち着いた古民家でいただけます
ペット同伴可です

・イマイラージュベ
卵やバターを使わずに作ったベーグルが人気商品です

・粋や
うなぎを押してました
定食もあります

・カフェ えんれい
今井町をグルッと散策して疲れたので蘇武之井(そぶのい)近くのカフェえんれいでコーヒーをテイクアウトしました
飛鳥川沿いのベンチに腰掛けて休憩して帰りました

まとめ
今井町は戦国時代から生き抜いて現在も生活の場である町だったのですね
江戸時代を感じさせる街並みを歩くと過去にタイムスリップしたような気がしました
まだまだ紹介しきれない見どころもたくさんありました
町の広さもそれほどではないので全て歩いて見ても1時間ほどあれば十分です
奈良の他の観光スポットと合わせて見学に訪れても良いと思います
古い町並みを残して行こうとする試みは自分の町を守るという住民の誇りと協力があってのことだと思います
現在の様子を維持するのはお金もかかって大変と思いますが歴史ある町を未来に是非とも残してほしいと思いました
歴史ある古い建物と古い町並みに興味があるシニアにおすすめです
当記事へのご質問がある方は「お問い合わせ」よりご連絡をお願いします


