こんにちはkyokotobaです
先日、陶板美術館で有名な「大塚国際美術館」について紹介しましたが
京都にも同じような陶板美術館があることをご存知でしょうか
それは「京都府立陶板名画の庭」です

「大塚国際美術館」との違いは展示物が8つしかない小さな美術館だと言うことです
しかし展示物は東西世界の選りすぐりの名画ばかりです
「大塚国際美術館」にも展示されていたミケランジェロの「最後の審判」や「最後の晩餐」が原寸大で展示されているのです

もっと言えば「大塚国際美術館」より先に開館された先輩の陶板美術館です
しかも建物の設計者が安藤忠雄です
こうなれば美術好きな方だけでなく建築好きの方は行くしかないですね
この美術館の特徴といえば屋外美術館だと言うことです
陶板絵画も屋外展示されています
環境に影響されない陶板だからできる展示方法ですね
さすが安藤忠雄の設計だなと思ったのがコンクリートの打ちっぱなしの構造はもちろんとして1階から地下に歩きながらいろいろな角度で陶板名画を見ることができるように設計されていることです

そして繰り返しますが小さな美術館です
だからこの美術館だけを目的に京都に来ても時間を持て余すかもしれません
もちろん館内は座るベンチもあるので気候がよければ長時間鑑賞することも自由です
美術館の横が有名な京都市植物園があります
植物園目的で来て、帰りに寄っても良いですね
小さいけれど見どころが多い美術館です
安藤忠雄の建築と陶板絵画に興味があるシニアにおすすめです
「京都府立陶板名画の庭」とは
安藤忠雄の設計により1994年3月に完成した屋外型の陶板美術館です

京都市左京区下鴨半木町 (京都府立植物園北山門出口東隣)にあります
展示されている陶板絵画は8点です
4枚は元々1990年の国際花と緑の博覧会の為に制作されたものです
そして残り4点はこの施設の為に作られたものです

制作は大塚国際美術館に展示されている陶板絵画と一緒で大塚オーミ陶業株式会社の信楽工場で行われています
美術館ができた年から言うと京都府立陶板名画の庭が先で、大塚国際美術館は後輩と言うことになります
「京都府立陶板名画の庭」の見どころ5点
① 屋外展示の陶板美術館
② 安藤忠雄が設計した美術館
③ 水をふんだんに使っていてコンクリートの対比が興味深い
④ 東西世界の選りすぐりの名画が展示されている
⑤ 角度を変えて絵画を見ることが出来る順路設計
陶板だから屋外展示ができるのですね
そして陶板は色があせるということはありません
安藤忠雄の建築物と言えばコンクリートの打ちっぱなしですが、水をたくさん使用しているので無機質と自然との調和が隠れたテーマにもなっていると思います

アクセス
地下鉄一択です
京都市営地下鉄の北山駅の出口横に「京都府立陶板名画の庭」があります

地下鉄烏丸線はJR京都駅や阪急電車烏丸駅に連絡しているので市外から来る観光客にも地下鉄を利用することが一番ベストだと思います

展示物は8点
小さい美術館なので展示物は8つしかありません
しかしどれも東西世界を代表する絵画の陶板です
①睡蓮・朝 モネ (ほぼ原寸)


なんと水の中に展示しています
陶板だからできることですね
②鳥獣人物戯画 伝・鳥羽僧正 (縦横原寸の2倍)


約800年前の絵で日本最古の漫画とも言われています
日本人の漫画好きは筋金入りですね
本物は国宝です
③最後の審判 ミケランジェロ (ほぼ原寸)


「大塚国際美術館」ではシスティーナ礼拝堂ホールで屋内展示の陶板を見ることが出来ます
④最後の晩餐 レオナルド・ダ・ヴィンチ (ほぼ原寸)


修復前1990年当時の状態を再現しています
オリジナルは修復後の絵なので修復前の絵は現在では見ることが出来ません
これも陶板絵画の魅力の一つですね
「大塚国際美術館」でも修復前の陶板を見ることが出来ます
⑤清明上河図 清院本 (ほぼ原寸)


オリジナルは北京の故宮博物館にありますが、展示されているのは台湾の国立故宮博物院に所蔵されている「清院本」と呼ばれる清の時代の絵画です
⑥ラ・グランド・ジャット島の日曜日 スーラ (ほぼ原寸大)


⑦テラスにて ルノアール (縦横原寸の2倍)


⑧糸杉と星の道 ゴッホ (縦横原寸の約2倍)


「京都府立陶板名画の庭」に行ってみた
地下鉄北山駅3番出口から出ると一番近いです

出口を出て右が「京都府立陶板名画の庭」で左に行くと京都市植物園北山門です

迷うことはないので安心です
屋外美術館なので入館しなくても美術館の全容を見ることが出来ます

窓口でチケットを購入します

●入館情報
開園時間: 9:00〜17:00 ※入園は16:30まで
休園日: 12月28日〜1月4日
入園料: 一般 200円
一般(65歳以上) 100円 ※身分証明書が必要
高校生 100円
幼・小・中学生 無料

入り口を入ると直ぐにモネの睡蓮・朝がプールの中に展示されています

目の前に見える景色が美術館の全容です
地上から地下に降りて行きながら展示している陶板絵画を順番に見ることになります
遠くにミケランジェロの「最後の審判」が見えています

左下にはルノアールやゴッホの絵が見えます

歩いていくと「鳥獣人物戯画」が展示していました

左手階下に「最後の審判」の全景が見えます

屋外なので「大塚国際美術館」で見た荘厳さとは違う迫力がありました
場所を変えて違う角度で見ることが出来ます

滝から水が勢いよく流れる演出は自然と無機質のコンクリートの共生を狙っているのでしょうか

反対側に回って「最後の晩餐」の展示に向かいます

ここでも水の演出があります
上から眺めた「最後の晩餐」

右に回って折り返します

中国の名画の「清明上河図」が展示されています

左手には「最後の審判」が見えます
滝の近くにも行ってみました

「最後の晩餐」を正面に見に行きます

またスロープで下に降ります
地下2階と言っていいでしょう
「最後の審判」を見上げるとこうなります

ゆっくり見学できるベンチもありました
出口に向かって進みます

「ラ・グランド・ジャット島の日曜日」「テラスにて」「糸杉と星の道」が順番に並んで展示されています
この3点の展示が少し残念でした
出口近くに置いているのでおまけみたいな感じの展示に見えます
美術館の真ん中に展示してくれればもっとじっくり見学できるのにと思いました


出口です

観光客は少なかったです
日本人はいなくて海外の方ばっかりでした
植物園北山口は駅を挟んで反対側にあります
入場時間は過ぎていました

まとめ
小さな美術館なので30分もあれば十分見学できます
kyokotobaは直近で「大塚国際美術館」に行っているので陶板絵画を興味を持って見ることができました
「大塚国際美術館」は規模と絵画数に圧倒されますが「京都府立陶板名画の庭」は対極的に規模も展示絵画も極端に少ないです
両美術館には同じミケランジェロの「最後の審判」や「最後の晩餐」があります
屋外と屋内の展示の違いで見え方がどう違うかも見比べても面白いと思います
歴史や美術に関わる観光スポットが京都にはたくさんありますが「京都府立陶板名画の庭」はあまり知られていません
このブログで興味を持ってもらえたら京都観光の1か所に加えていただけると嬉しいです
安藤忠雄の建築と陶板絵画に興味があるシニアにおすすめです
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