シニアが行きたい「司馬遼太郎記念館」司馬遼太郎の業績を知る記念館は安藤忠雄設計です

楽しむ

こんにちはkyokotobaです

今回は東大阪市にある司馬遼太郎記念館を紹介します

司馬遼太郎の小説は誰もが一度は読んだことがあるのではないでしょうか

シニアの方ならなおさらです

kyokotobaも「竜馬がゆく」や「坂の上の雲」そして「燃えよ剣」「国盗り物語」などなど若かりし日から好んで読んでいました

司馬遼太郎の魅力は何と言っても豊富な知識量に裏付けされた洞察力と平易な言葉で展開されるストーリー性にあると思います

歴史小説なので史実に沿いながらも主人公を生き生きと活躍させる展開は唯一無二で日本を代表する歴史小説家と言われることも納得です

そんな司馬遼太郎が遺した紀行文があります

「街道をゆく」です

2026年2月に没後30年となるのを記念して再刊されたのです

全44巻のBOXなのですが早速予約して購入しました

全巻全てを読んではいなかったので老後の楽しみに少しずつ読みたいと思ったからです

そういう訳で司馬遼太郎に再び興味が出たこともあり今回東大阪市にある司馬遼太郎記念館に行って見ようと思い立ちました

司馬遼太郎記念館は司馬遼太郎の自宅と記念館本館を合わせた施設です

出来て25年になるのですがもっと早く言っておけば良かったと思いました

司馬遼太郎の人となりが知れて良かったです

司馬遼太郎の本を読んで彼が歩いてきた歴史に興味が出たシニアにおすすめです

司馬遼太郎

本名は福田定一といいます

歴史小説家、評論家

ペンネームの司馬遼太郎は「司馬遷に遼󠄁(はるか)に及ばざる日本の者(なので太郎)」から来ています

「司馬遷」は有名な中国の前漢時代の歴史家です

司馬遼太郎は1923年〈大正12年〉8月7日に大阪市内で生まれました

大阪外国語学校(現大阪大学)在学中に学徒出陣し満州で戦車部隊に配属されました

陸軍少尉として内地で終戦を迎えました

戦後は産経新聞記者を経て1961年より専業作家として独立しました

結婚は2度していて最初の結婚の時に一人男の子がいます

代表作は「竜馬がゆく」「燃えよ剣」「坂の上の雲」「菜の花の沖」などの小説や『街道をゆく』をはじめとする多数の随筆・紀行文などもあります

作品を通して“日本人とは何者か?日本とはどういう国か?”を問い続けました

読みやすい文体と史実と独自の考えを上手に組み合わせたストーリーで老若男女問わず読まれた日本を代表する作家です

1996年2月12日に72歳で亡くなりました

司馬遼太郎記念館

司馬遼太郎記念館は2001年11月に開館しました

司馬遼太郎の自宅と東隣接地に建つ安藤忠雄氏設計のコンクリート打ちっ放しの建物で構成されています

記念館の建物は地下1階、地上2階でゆるやかな曲線をシンプルな構造で、いかにも安藤忠雄が設計した建物だと分かります

建物は住宅街の一画に木々で囲まれているので近くまで行かないと記念館だと分かりません

入り口から記念館までは司馬遼太郎の自宅の横を雑木林風の庭を通るのですが小径から自宅の窓越しに書斎見ることができます

司馬遼太郎記念館の見どころは地下1階ら2階まで3層吹き抜けの大書架です

司馬遼太郎のファンの方でなくても見ごたえがある記念館と言えます


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アクセス

〒577-0803 大阪府東大阪市下小阪3丁目11番18号

TEL 06-6726-3860

近辺には駐車場が無いので電車で行くのが良いと思います

近鉄電車奈良線 八戸ノ里駅か河内小阪駅が最寄りになります

どちらも徒歩10分ほど見ておけば十分です

今回kyokotobaは八戸ノ里駅から司馬遼太郎記念館に向かい、帰りは河内小阪駅から電車に乗りました

・車の場合

数台ほどしか駐車できないだろう専用駐車場が正門の隣にあります

早い時間なら駐車はできると思います

参観情報

■開館時間:10:00~17:00

■休館日:毎週月曜(祝日の場合は開館し翌日休館)、9/1~9/10、12/28~1/4

■入館料:大人800円、高・中学生400円、小学生300円

八戸ノ里駅から記念館へ

南口に出ます

旧大阪中央環状線を南下します

布施警察署の横を通ります

八戸の里病院の交差点(八戸の里南)を右折します

しばらく東に向かって歩くと民家の間に記念館が現れます

記念館に入ります

記念館の敷地は下図のような構成になっています

門を入って正面は自宅玄関です

自宅は解放されていません

入り口の門の横に入場チケット販売機があります

見過ごしてしまって小径を行きそうになりました

くれぐれも注意してください

雑木林風の庭の中を進むことになります

雑木林風の庭

司馬遼太郎が好きだった雑木林のイメージでつくられています

多くの植物植えられ自然のままのような風景を演出します

・新庭

開館当初はなかった新しい庭です

安藤忠雄の設計で2010年春に完成しました

洋風の庭で自由にくつろぐことができます

・書斎

自宅には入館できませんが庭の小径から司馬遼太郎の書斎を窓越しに見ることができます

机には万年筆や色鉛筆などがそのままに置かれているのを見ることができます

外から眺めるだけでなく自宅の中に入ってみたいですね

・花供養碑

司馬遼太郎自筆の歌碑

元々は大阪・河内長野市にあったのが移設されました

・銘鈑

記念館は約8,400件の個人、企業、団体からの募金で開館しました

この銘鈑には寄附した方々の名前が刻まれています

雑木林風の小道は記念館本館に続きます


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記念館本館に入ります

安藤忠雄建築の特徴であるコンクリート打ちっぱなしの建屋です

建屋の横に続く解放感ある通路を歩きます

入り口を入ると直ぐに受付がありました

残念ながら記念館内部は写真撮影禁止になっています

司馬遼太郎記念館ホームページの写真やパンフレットの写真を使って説明していきますね

・1F

1Fロビーでは左側にグッヅ販売コーナーや書籍販売コーナーがあります

順路の最後にゆっくり見ることをおすすめします

観覧順路は右になります

地下に降りる階段の横で映像をエンドレスで上映していました

・地下1階

メインの展示物は地下1階にあります

と言っても地下1階から2階まで吹き抜けになっている部分があるので1階から見下ろすこともできます

・大書架

一番の見どころです

高さ11メートルの吹き抜け空間に大書架が広がり圧倒されます

司馬遼太郎の自宅には約6万冊の蔵書があるそうです

そのうち約2万冊の蔵書をイメージ展示しています

パンフレットには書かれていませんが大書架の奥の天井に人影のような黒いシミが見えます

坂本龍馬が見下ろしているように見えるそうです

シミの説明文が置いてあったので多くの方がそう見えるのでしょう

kyokotobaも見ましたが確かに人影のようなシミはありました

・展示ケース

司馬作品に関連した企画展を約半年ごとに切り替え展示しています

kyokotobaが訪れた時は「菜の花の沖」の企画展でした

地下1階には係りの人が常駐しています

坂本龍馬のようなシミの話も係りの人から聞きました

・ホール

1階に登る階段の横にホールがあります

約150席のホールで講演会や音楽会、映画会などのイベントを開催しています

通常は司馬遼太郎に関する映像を上映しています

現在は2種類の映像を上映しています。

・「司馬遼太郎は語るー日本人とは何か」約11分

・「司馬遼太郎が遺した言葉 日本における「公」と「私」の意識」約13分

kyokotobaは「司馬遼太郎は語るー日本人とは何か」を見ました

観客は2名でした

司馬遼太郎の根底に流れる思いが理解できるの是非見て欲しいです

滞在時間は90分ほどでした

庭を見て自宅の書斎を見て、記念館本館で映像を見たらあっという間でした

小さい記念館なのですが十分堪能しました

河内小阪駅

帰りは近鉄電車の河内小阪駅に向かいます

駅前の商店街のアーケードには司馬遼太郎記念館の広告が上がっていました

このアーケードを進んでも記念館に行けるのですね

最後に司馬遼太郎の紀行文種集『街道をゆく』を紹介しますね


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『街道をゆく』

『街道をゆく』)は司馬遼太郎による紀行文集です

1971年(昭和46年)、作者47歳の時に「週刊朝日」で連載を開始し、1996年(平成8年)作者逝去により43冊目の「濃尾参州記」が絶筆(未完)となっています

司馬遼太郎がもっとも長く四半世紀にわたって連載を続けた作品で日本国内だけでなく世界各地を訪問して感じことが綴られています

司馬遼太郎の知性と観察眼に裏打ちされた文章は読む者を引き込む説得性があり面白いです

何より司馬遼太郎が考える「日本人とは何か」を訪れる先々で感じた体験で言語化して説明されているので司馬遼太郎の本質を知るには重要な書籍だと思います

『街道をゆく』シリーズ再刊

そんな『街道をゆく』は絶版になっていましたが2026年3月に朝日文庫で再刊されました

2026年が没後30年にあたる記念としてです

内容は『街道をゆく』全43巻+『街道をゆく』につらなる紀行エッセイを収録した『街道をゆく 夜話』の文庫版で合わせて44冊です

そして予約販売限定のBOXセットには1)週刊朝日の初回連載の復刻、2)街道を網羅した地図 3)しおりとしても使えるカードルーペが特典として付いていました

kyokotobaは2025年秋に予約しました

そして今年3月にBOXが届きました

これから老後の楽しみとして時間をかけてゆっくり読んでいきたいと思っています

現在でも初回特典はありませんが44冊のBOXセットは販売しています


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まとめ

司馬遼太郎が1996年に亡くなって30年経ちました

日本は大きく変わりました

バブル崩壊から長い低迷期に入り人口も減り続け活力が無い国になってしまったような気がします

もし司馬遼太郎が生きていればどう思い、どう考えを発信したのか興味があります

日本人の内向化を憂い、分かりやすい言葉で叱咤激励の文章を書いたのではないでしょうか

司馬遼太郎は亡くなりましたが小説や随筆は残ります

今からでも手に取って読んで彼の想いに触れて欲しいと思います

もし興味が出たなら司馬遼太郎記念館を訪れることでより理解が深まることは間違いありません

司馬遼太郎の本を読んで彼が歩いてきた歴史に興味が出たシニアにおすすめです

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