シニアが歩きたい京都の歴史遺産「白川疎水」、「哲学の道」よりゆっくり回れる花見の穴場です

楽しむ

こんにちはkyokotobaです

今回は知る人ぞ知る京都の花見の穴場とされている「白川疎水」を紹介します

皆さん京都の桜の名所として「哲学の道」はご存じですね

超有名な観光スポットです

実は「白川疎水」は「哲学の道」から続いている琵琶湖疎水分線のことなのです

まだ「哲学の道」に近いところは観光客も多いのですが「哲学の道」から離れるにつれて急に人が少なくなります

残念ながら「白川疎水」は「哲学の道」のような哲学者が瞑想に耽るような情緒ある散歩道ではありません

それは市街地の中を通っているので生活感漂う雰囲気が邪魔しているからかもしれません

でも白川疎水道という遊歩道もあり桜を十分堪能できるコースだと思います

何より観光客はほとんどいません

市民の方や琵琶湖疎水に興味がある方が歩くのみなのでゆっくり桜を見て歩けます

琵琶湖疎水の歴史をご存じであれば、より一層「白川疎水」を歩くことは知的満足を満たしてくれると思います

実は琵琶湖疎水に興味が持ったのをきっかけに「白川疎水」も歩いて見たいと常々思っていたのです

歩くのはやっぱり桜の下を歩きたかったので少し桜が散り始めでしたが晴れた日を選んで歩いてきました

琵琶湖疎水の歴史を思いながら京都の桜の穴場を歩きたいシニアにおすすめです

「白川疎水」の魅力5点

魅力

・「哲学の道」より人が少なくゆっくり花見ができるところ

・現役で生きている歴史的遺産の「琵琶湖疎水」を歩けるところ

・全長約5kmなので街中ウォーキングコースに適しているところ

・歩き疲れたら鴨川や高野川の土手でのんびりできるところ

・疎水沿いに点在する見学スポットがあるところ

混雑するお花見のシーズンに「哲学の道」を過ぎて「白川疎水」を歩くと何故か観光客がいなくなります

でもここからが地元の人が愛する「白川疎水」のお花見が始まるのです

ただし「哲学の道」のような情緒ある遊歩道は道中の半分くらいしかありません

桜は多いのですが桜並木がびっしり続いている感じではなく、市街地を流れる川沿いに桜を見て歩くと思ってください

アベックやファミリーで歩いても良いでしょう

終点の鴨川や途中の高野川も桜の名所なので、疲れたら休憩してお弁当を広げることもできます

そして琵琶湖疎水の歴史を知っていれば興味を持って歩くこともできるでしょう

地元の人しか知らない「白川疎水」を歩くのも楽しいですよ

「琵琶湖疏水」とは

明治に作られた琵琶湖から京都へと水を運ぶ運河です

東京遷都によって衰退した京都の発展のために京都と大津を結ぶ運河、琵琶湖疏水の建設で京都の再生を計ったのです

琵琶湖疎水の水は水道用水や水力発電、農業用水や工業用水などの他に琵琶湖からの水運も行われたことで京都の発展に寄与しました

琵琶湖側の取水口

第一疎水と第二疎水があります

第1疏水は1885年(明治18年)に着工し1890年(明治23年)に大津市三保ヶ崎から鴨川合流点までと、蹴上から分岐する疏水分線とが完成しました

第二疎水は大津市観音寺の始点から第1疏水の北側にほぼ平行して建設されました

全長約7.4kmあり蹴上で第1疏水に合流しています

山科を流れる山科疎水

琵琶湖疎水についてはブログに掲載しているので興味がある方はご覧ください

こちらからどうぞ

シニアが歩きたい2025年新国宝「琵琶湖疎水」国宝指定された明治の建造物と桜が見どころです | kyokotoba blog

「白川疎水」とは

正しくは琵琶湖疎水分線です

琵琶湖疎水分線は琵琶湖疎水が蹴上で分かれて京都を北上して高野川、鴨川を通り堀川まで流れていました

京都市内の川は全て南に流れるのですが唯一北に流れるという珍しい光景を見ることが出来ます

京都市内のかんがい用水、防火用水の供給を目的に作られた施設です

疎水沿いの散策道には桜が植えられ多くの人が訪れることで地域振興や観光振興にも役立っています

有名な「哲学の道」は琵琶湖疎水分線にできた若王子橋と銀閣寺橋を結ぶ遊歩道のことを呼びます

そして「白川疎水」はその後銀閣寺橋から堀川までの琵琶湖疎水分水のことを呼びます

今回歩くのは琵琶湖疎水分線のうち「白川疎水」と呼ばれている区間です

コース紹介

「白川疎水」は銀閣寺橋から始まり堀川まで流れているのですが賀茂川からは暗渠化されています

今回は銀閣寺橋から賀茂川までを歩くことにしました

距離は約4.6kmです

時間として休憩を含めて2時間半ほど見ておけば十分でしょう

銀閣寺橋から京都大学グラウンドまで

朝9時に「哲学の道」の銀閣寺橋に到着しました

すでに「哲学の道」は海外の旅行者を始め大変な人の多さです

今日は「哲学の道」の反対に向かって疎水を歩きます

疎水の両側の側道は「白河疎水通」と呼ばれています

「哲学の道」の近辺なのでまだ人は多く疎水の景観も風情があるので見ごたえがあります

・花筏(はないかだ)

散った桜が疎水に集まって桜の筏のように見える光景を言います

疎水の花筏は有名です

すでに散り始めなので花筏が見えて幸運でした

白川通今出川の交差点を東に進みます

少し疎水が北に向かってカーブしてきました

疎水の遊歩道はあるのですが桜の数は減ってきました

左手に京都大学農学部のグラウンドが見えてきました

グラウンドを過ぎると桜の木が増えてきて見ごたえがあります

御蔭通を越えてしばらく歩くと右手に駒井家住宅が現れます

「駒井家住宅」

遊歩道沿いに駒井家住宅が疏水に面して建っています

生物学者であった駒井卓博士の住宅でした

この建物はヴォーリズ建築事務所が設計し1927(同2)年に建築された木造2階建て住宅です

京都市指定有形文化財となっています

駒井家住宅を過ぎてすぐのところに小さな公園があります

公園の手前の道を右折すると銀月アパートがあります

「銀月アパート」

レトロな洋館アパートです

建築年代は不明ですが第2次大戦前に建造されたらしいです

今でも現役でのアパートとして使用されています

銀月アパートが有名な理由は建物と玄関前の見事なしだれ桜です

散り初めだったのが残念です

無断で中には入れないので玄関だけ写真を写してきました

「銀月アパート」から高野川まで

銀月アパートから白河疎水通を北に向かって歩きます

桜は少ないですが白川疎水の整備された遊歩道を気持ちよく歩けます

桜の木がなくなり疎水道だけが続きます

普通の川としか見えませんね

しばらく歩くと北大路通りに出てきます

そこで叡山電鉄の線路と交わります

少し疎水から離れますが踏切を渡って右に曲がります

白川疎水の疎水道が始まります

この辺りは遊歩道ではなく普通の疎水脇の通りなので車に気を付けながら歩いてください

高野川近くになるとまた桜が多くなってきました

高野川に到着です

川端通りは交通量が多いので気を付けて横断してください

白川疎水は高野川の下をくぐって対岸で地上に出て続いています

川の下をくぐってまた地上に出てくると言うのは不思議ですね

これは逆サイフォン式の原理で対岸との高低差を利用して水を流しているのです

高野川の桜並木が満開でした

疲れたら土手で休憩してみたらどうでしょうか

高野川を渡るには高野川を上流側に歩いて松ヶ崎人道橋を渡ります

松ヶ崎浄水場に沿って今度は賀茂川沿いを下ります

先ほど歩いてきた白川疎水の高野川の対岸付近まで歩きます

桜に囲まれた広場が出現します

この少し先で白川疎水は地下から表に出て流れ始めます

ちょうど松ヶ崎浄水場の正門の前あたりです

松ヶ崎浄水場から賀茂川まで

松ヶ崎浄水場前から白川疎水は続きます

水量はだいぶ少なくなっているように感じます

この辺りは桜並木が続いています

残念ながら遊歩道はなく白川疎水通と呼ばれる一般道が両側に続いています

満開の時期は過ぎていましたが続いている桜並木を歩いていると満開の桜はさぞかしきれいなのでしょうね

歩く人はほぼ近辺の方のみなので観光客はいません

穴場のお花見スポットだと思いました

ただし白川疎水の川辺は整備されて長く経っているのでしょうか

草が生い茂っていて普通の川辺のようです

しかし「哲学の道」のような整備された散歩道とは違う趣があるとは言えます

北大路通に近くなると白川疎水は川の上面をふさいだ暗渠になります

暗渠になるのはこのトンネルからです

暗渠になってた後は、「葵の小径」という緑地帯が続きます

北大路通を渡ったら右手に行きます

そうすると「葵の小径」が続いています

しばらく歩くと鴨川の終点です

通りの先の施設は白川疎水の施設です

正確には白川疎水は賀茂川の下をくぐって対岸に続いて最終的には堀川まで続いています

もうここからずっと疎水は暗渠化されるので歩くのはここまでとします

賀茂川に通じる道は分かりにくいので注意してください

小路を進むと賀茂川の土手に出てきました

賀茂川の土手には「並木の道」という北大路道から北山通までの散歩道があり、桜の名所になっています

どちら方向に歩いても桜を満喫できます

一帯は両岸とも公園になっているのでファミリーやグループそしてカップルなどが思い思いにのんびりしていました

kyokotobaも公園で早い昼食を食べてゆっくりしました

街中ハイキングとして丁度良い距離と時間と思います

帰りは京都地下鉄鞍馬口駅まで歩いて地下鉄で帰路に着きました

全工程は銀閣寺橋から約2時間半でした

まとめ

2025年に「琵琶湖疎水」の建築物5点が国宝に指定され「琵琶湖疎水」の認知度が上がっていると感じます

しかし琵琶湖疎水分線の「白川疎水」は市民の方以外ではまだまだ認知度は低いです

「哲学の道」には行くけど「白川疎水」を歩く方は少ないのです

でも琵琶湖疎水分線としての重要性は変わりません

そして「哲学の道」と同様に桜の名所なのです

市民だけが知っているのはもったいないです

特に松ヶ崎浄水場から賀茂川までの疎水道は桜がきれいです

京都の穴場の桜の名所と言えます

琵琶湖疎水の歴史を思いながら京都の桜の穴場を歩きたいシニアにおすすめです

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