シニアにおすすめ青春18きっぷの旅2024夏④神の住む島「竹生島」・長浜(滋賀)への旅

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こんにちはkyokotobaです

青春18きっぷを使った4回目の旅は夫婦で滋賀県長浜市に行ってきました

二人で使うので2回分を使うことになります

これで2024年夏の青春18きっぷは全て使い切ったことになりました

今回の旅の目的は長浜市内観光と琵琶湖に浮かぶ神の住む島と言われている竹生島観光です

長浜市は滋賀県の琵琶湖の東北岸にあります

豊臣秀吉が初めて建てた長浜城の城下町と言うことでも有名です

古い町並みも残していて湖北地方の観光スポットとしても観光客が多い街です

また竹生島(ちくぶしま)は宝厳寺と都久夫須麻神社(竹生島神社)があり関西有数のパワースポットとして人気です

島全体が日本遺産に認定されています

長浜からはクルーズ船が出ているので長浜と竹生島の2か所を回ることにしました

特に竹生島は琵琶湖に浮かぶ姿が昔から神の住む島と言われていたことが理解できました

皆さんにも是非お勧めしたい観光スポットです

神の島を体験したいシニアにおすすめです

竹生島の特徴

竹生島は琵琶湖北部にある無人島で面積が2番目に広い島です

それでも周囲2kmあまりしかなく、島自体が巨大な一枚の岩でできていて切り立った岩壁で囲まれていることが特徴です

森に覆われた中に寺社が点在する風景の美しさで古来から知られていました

琵琶湖八景の一つ「深緑 竹生島の沈影(ちんえい)」として選ばれています

島内には宝厳寺と都久夫須麻神社(竹生島神社)が祀られています。

琵琶湖の沖合に浮かぶ神秘の島超強力なパワースポットとして人気になっています

青春18きっぷの旅④ 神の住む島「竹生島」・長浜(滋賀)への旅

青春18きっぷを有効に使うにはスケジュールはしっかり立てて実行したいですね

今回は夫婦二人の旅なので電車に乗る時間は少なめにすることを考えて長浜を選びました
そして神の島としてパワースポットとして知られる竹生島へ行くことにしました

長浜は滋賀県の湖北地方に位置します琵琶湖の北東部です

観光のメインは竹生島にしました

その為にクルーズ船の発着時刻に合わせてスケジュールを組みました

今回の滋賀県長浜への旅のスケジュールは下記のとおりです

竹生島観光は90分、長浜観光は2時間半の予定です

酷暑の時期だったので早めに帰宅するようにしました

京都駅から出発

8時21分発 JR琵琶湖線新快速に乗車しました

京都駅の有名な0番線からの出発です

朝の通勤時なので座ることはできませんでした

米原駅に9時16分に到着

9時30分発JR北陸本線敦賀行に乗り換えました

通勤時間帯は過ぎているのに乗客は多いです

長浜駅から港へ

9時39分に長浜駅に到着しました

長浜駅は立派です

西口から長浜港に向かいます
長浜駅から長浜港までの位置関係です

前方に長浜城が見えます

新しく復興された天守で市立長浜城歴史博物館として運営されています

今回は時間が無いので見学は次の機会としました

長浜駅から竹生島へのクルーズ船が出ている長浜港まで約15分歩きました

琵琶湖汽船の乗り場に到着です

待合所にはすでに多くの方がいました

10時15分出発の便があるので帰りの分も含めて往復券を購入しました

竹生島から帰りは今津港や彦根港に行く場合もこちらで購入します 

乗船料 長浜航路(長浜港⇔竹生島港 往復)

大人(中学生以上) 3,400円 小学生 1,700円

出向近くになると案内があるので列に並びます

さあ出航です

神の住む島・竹生島

今日の琵琶湖はとても穏やかでクルージングには最適な日となりました

kyokotobaは瀬戸内海で育ちましたが、瀬戸内の海より琵琶湖は海らしいです

船内では竹生島の歴史をテレビで案内してくれるので退屈することはありませんでした

少しデッキに出てみます

10時50分定刻通りに竹生島に到着です

琵琶湖から見る竹生島は正に神の住む島の異名通りの佇まいでした

港から宝厳寺と都久夫須麻神社に通じる道沿いには売店が数件ありました

お土産物を買ったり食事をしたりすることができます

見学に疲れた時や船を待つ場所としてベンチも用意されています

拝観料券売所で券を買って入山です

すぐに急な石段があります。登りきると全部で165段あるそうです

足に不安がある方は結構大変かもしれません

石段途中を右に折れて最初に観音堂に向かいました

島内地図

唐門(国宝)

『唐門』は秀吉を祀った京都東山の豊国廟に建っていた『極楽門』を豊臣秀頼の命により移築されたものです

観音堂(重要文化財)

千手千眼観世音菩薩を納めた観音堂があります

西国三十三所の第三十番の札所で重要文化財に指定されています

舟廊下(重要文化財)

千手千眼観世音菩薩を納めた観音堂から都久夫須麻神社(竹生島神社)に続く渡廊下です

都久夫須麻神社(竹生島神社)本殿(国宝)

豊臣秀吉が寄進した伏見桃山城の勅使殿を移転したもので国宝となっています

弁財天に加え、龍神と産土神の三柱を祭神としています

龍神拝所

本殿から階段を降りた先のびわ湖に面し突き出した所に竜神拝所があります

竹生島の中で一番の絶景となっています

ここでは土器(かわらけ)に願い事を書き湖面に突き出た鳥居へ投げる「かわらけ投げ」ができます

投げたかわらけが鳥居をくぐれば願い事がかなうそうですよ

次は宝厳寺本堂に向かいます

また石段を登って行きます

本堂(弁才天堂)

本尊の大弁才天は、江ノ島・宮島と並ぶ「日本三弁才天」の一つで、その中で最も古くに建立された弁才天です

弁天様の幸せ願いダルマ

「弁天様の幸せ願いダルマ」といってダルマの中にお願い事を書いた紙を収め本堂に奉納して願掛けをします

赤いダルマさんがかわいいですね

五重石塔(重要文化財)

五層の仏塔で地・水・火・風・空の五大をかたどったものといわれています

三重塔

三重の塔は平成12年5月に約350年ぶりに復元されました

滞在時間は90分なのでゆっくり見学しても大丈夫です

真夏で暑かったのと階段の昇り降りで最後は疲れてしまいました

売店前のベンチで帰りの船の出航まで休んでいました

12時20分発の琵琶湖汽船の帰りの船にのりました

さすがに神の住む島と言われているだけのことはあります

島全体が神秘的な空気に包まれているようでした

国宝や重要文化財も数多く残されていて、古くから人々の信仰を集めている理由も理解できた気がします

まだ訪れたことが無い方には是非お勧めしたいと思いました

長浜鉄道スクエア

長浜市内観光は約2時間半しかないので長浜鉄道スクエア見学と黒壁スクエア散策にしました

港から長浜鉄道スクエアまでは約15分です

長浜鉄道スクエア

長浜鉄道スクエアは、長浜旧駅舎、長浜鉄道文化館と北陸線電化記念館の3施設があり、日本の鉄道の歴史を見て、ふれて、知ることができる鉄道の博物館です

スクエア内マップ

・利用案内

入館料    大人300円、小中学生150円

休館日    12月29日~1月3日

開館時間 午前9時30分~午後5時まで

長浜旧駅舎

長浜旧駅舎は1882(明治15)年に完成しました

現存する駅舎としては日本最古のものです

日本で初めて新橋~横浜間を鉄道が走ってから、たった10年しか経っていないころなので長浜が交通の要所だったことが分かります

当時の駅舎がそのまま残っているのはすごいですね

長浜鉄道文化館

長浜の鉄道文化を後世に伝える資料館です

北陸線の基点駅となった長浜の鉄道史を紹介し、日本初の鉄道連絡船に関する資料や鉄道模型車両などを展示しています

北陸線電化記念館

D51形793号 蒸気機関車とED70形1号 交流電気機関車を展示しています

運転席まで乗り込むことができて迫力満点です

展望デッキ

展望デッキは北陸線の線路のすぐそばで目の前に電車を間近で見ることができます

鉄道が好きな方にとって長浜鉄道スクエアは穴場ではないでしょうか

お客も少なくゆっくり見学できます

黒壁スクエア

長浜鉄道スクエアから黒壁スクエアに向かいます

落ち着いた街並みを10分ほど歩きます

お昼も過ぎていたので遅めの昼食を昼営業の炉端焼きさんで定食をいただきました

黒壁スクエアは北国街道沿いに古い町家やクラシカルな建物のショップ、飲食店が建ち並ぶエリアです
レトロモダンな町並みが観光スポットとなっています

黒壁一號館 黒壁ガラス館

黒壁スクエア内にあるガラスのアートギャラリーです

第百三十国立銀行長浜支店の建物でした

海洋堂フィギュアミュージアム黒壁

海洋堂はフィギアで有名ですね

日本初のフィギュアだけのミュージアムです

黒壁五號館 黒壁AMISU

滋賀県産の食材や雑貨を集めたセレクトショップです
お土産はここで買うといいでしょう

長浜市街観光は2時間半しかなかったので黒壁スクエアでは通りを歩いて、お土産を買う時間しかありませんでした

平日に訪れましたが黒壁スクエアは観光客が多かったです

休日には多くの方であふれるのではないでしょうか

長浜駅から帰ります

15時28分発 JR北陸本線新快速播州赤穂行に乗車して帰ります

帰りは京都まで乗り換えはありません

まだ時間は早かったのですが真夏の酷暑で体力が持たなかったです

気候が良いシーズンなら滞在時間をもう1時間増やしても良いと思いました

旅のまとめ

京都駅には16時42分に到着しました

竹生島と長浜市街見学は青春18きっぷを使うには近場だったのですが、是非行ってみたい場所だったので夫婦二人分を使いましたが満足いく旅でした

普通乗車運賃は長浜往復で一人2680円相当となりました

関西に住んでいる方も滋賀県湖北地方はなじみがないのではないでしょうか
観光地としてきれいに整備されているのでがっかりすることはないと思います

特に竹生島は絶対に行くべき価値がある島だと思いました

広い琵琶湖のクルージング、神秘的な島影と国宝・重要文化財そろいの神社仏閣
ギュッと凝縮された90分の滞在になること請け合いです

今回の旅で2024年夏の青春18きっぷを使った旅は終わりです
酷暑の2024年夏でしたが暑い中出かけた意義はありました

青春18きっぷを使って旅をしてよかったと思えました

皆さんにも青春18きっぷをお勧めしたかったのですが2024年冬の青春18きっぷから改定されることになりました

なんと5日間連続でしか使用できなくなったのです
これでは使いようが無いですね
5日間の旅とか毎日出かけることなんかできません
多分もう買わないと思います

青春18きっぷの旅は最初で最後になったかもしれませんが充実した旅だったことは間違いありません

ご紹介した観光地はどこも素晴らしかったので是非行くことをお勧めしたいと思います

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